なぜ今「顔パス」改札なのか? JR東日本が挑む次世代改札の利便性! 大阪メトロ先行、首都圏導入は10年以内?

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顔認証式改札の導入が進む中、JR東日本は2025年春から上越新幹線で実証実験を開始する。駅周辺のキャッシュレス化や、顔認証技術による利便性向上が期待され、最先端技術を活用した新たな駅の風景が現実となる。

非接触化が進める改札の再設計

自動改札機(画像:写真AC)
自動改札機(画像:写真AC)

 駅で見かける自動改札機が、大きく変わろうとしている。これまで乗客は、交通系ICカードを改札機のパッドにかざし入場していた。JR東日本ではこの動作を「タッチ&ゴー」と呼んでいる。

 だが、次世代の改札機ではタッチが不要になる。顔認証式の新型改札が実用化され、カードを取り出す操作自体が不要になるためだ。

 とはいえ、すべての改札が一斉に新型へ切り替わるわけではない。顔認証式改札は、まだ発展途上にある。不具合や予期せぬトラブルが生じる可能性も残っている。

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