「女尊男卑って本気で言ってる?」 女性専用車両は優遇?差別? 吉原さんNewsPicks発言が問う公共交通の本質! 男女対立を超え、冷静な議論が求められるワケ
コントユニット「ダウ90000」の吉原怜那氏がYouTube番組「NewsPicks」に出演し、女性専用車両を巡る議論を引き起こした。彼は、これを「女性を守るためのものであり、優遇ではない」と強調し、これに対する「男性差別だ」との批判を「お門違い」と一蹴した。しかし、SNSを中心に巻き起こった反発の声は、表面的な感情的反発に過ぎないのだろうか。
男性差別の実態と課題

女尊男卑(男性差別)とは、男性に対する不当な性別差別を指す概念であり、対義語は男尊女卑や女性差別である。
これに対抗する運動として、
・男性解放運動(メンズリブ)
・マスキュリズム(フェミニズムに対して、男性の権利や立場を強化することを意識的に指向する運動や思想)
が存在し、国際的には1999年から毎年11月19日が「国際男性デー」として定められている。この日は男性や少年の健康、ジェンダー平等、男性ロールモデルの形成などを促進する活動が行われている。
マスキュリストのワレン・ファレルは、性差別は一方向的ではなく双方向的で、男性と女性の両方が抑圧されていると論じている。しかし、社会学者(男性学)の田中俊之はこの見解に疑問を呈し、理論的な説得力に欠けると批判している。
女尊男卑の具体的な事例としては、
・米国の選抜徴兵登録制度
・男性が被害者となる事件に対する偏見
・英国の自動車保険料の男女格差
が挙げられる。韓国では女尊男卑が兵役などに関連していると考えられている。
このように、女尊男卑に関する議論は多様で、性別に基づく差別の問題が双方に存在することを示唆している。用語自体は、今回のようにヒステリックに語られるものではない。