期間工のリアル! 6割が経験者「短期で稼げる」は本当? 52年前の告発と現代のギャップ! 大手自動車メーカーが頼る“調整弁”の光と影とは

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期間工の現状を浮き彫りにした最新調査結果によると、働くメリットは「短期間で稼げること」が28.2%を占め、未経験者の不安要素として「仕事内容と実際の業務のギャップ」が挙げられた。一方、労働環境には改善の兆しがあるものの、依然として夜勤や肉体的負担などの課題が残る。過去の“絶望工場”の現実はどこまで変わったのか、期間工の未来は労働者と企業の関係性次第である。

高収入と不安定

期間工のイメージ(画像:写真AC)
期間工のイメージ(画像:写真AC)

 今回の調査によれば、期間工として働くメリットの第1位は

「短期間で稼げること」

だった(28.2%)。期間工の求人は、月収30万円以上、満了金や入社祝い金を含めれば年収400万円超というケースも珍しくない。未経験でも比較的高収入が得られる点は、多くの求職者を引きつける要因となっている。

 しかし、ここには「安定」とは異なる労働観がある。正社員のような長期的な雇用保障はなく、契約満了で仕事を失うリスクが常につきまとう。一方で、約2割(19.6%)の回答者が

「大手企業の一員として働ける」

点にメリットを感じていることも見逃せない。正社員ではないとはいえ、大企業の看板のもとで働くことに安心感を持つ人も一定数いるのだ。

 この二重性――短期高収入と不安定な雇用、ブランド力と非正規労働――が、期間工という働き方の根幹にある。

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