マイナ免許証、本当に便利? 3月いよいよ開始! 手数料は? 紛失時は? 徹底解剖!オンライン講習、住所変更…得する人、損する人
新たに導入されるマイナ免許証

警察庁のウェブサイトによると、2022年に改正された道路交通法に基づき、2025年3月24日から全国で「マイナ免許証」の運用が開始される。これは、マイナンバーカードと運転免許証を一体化した新しい形態の免許証で、免許証の情報をICチップに追加し、従来の免許証としての機能に加えて、マイナンバーカードとしても利用できるようになる。
マイナ免許証に記録される情報には、以下が含まれる。
・マイナ免許証の番号
・免許の交付年月日および有効期限
・免許の種類
・免許の条件に関する事項
・顔写真
免許証の持ち方については、以下の3つの選択肢が提供される。
1.マイナ免許証のみ
2.マイナ免許証と運転免許証の両方(2枚持ち)
3.従来の運転免許証のみ
これらから自分の希望に合わせて選択できるようになる。
マイナ免許証に変更するには、マイナンバーカードを所持していることが前提となる。2025年2月9日時点で、マイナンバーカードの保有率は77.6%に達しており、保有率は増加傾向にある。
・2024年10月末:75.7%
・2024年11月末:76.3%
・2024年12月末:77.1%
となっており、この流れからも一定数の人々がマイナ免許証に切り替えると予想される。
ネット上では、新たに導入されるマイナ免許証についてさまざまな意見が寄せられている。例えば、
「1枚になるのは便利で、住所変更の手続きが1回で済むというのは良い」
「持ち歩くカードは少ない方が良いが、万が一両方を落としてしまうのが不安」
「1つのカードに全ての情報が入っていると思うと不安」
など、利便性や懸念が入り混じっている。新たに導入されるマイナ免許証に関して、更新時にいくつかの変更点がある。この文では注目すべき変更点を挙げ、マイナ免許証のメリットとデメリットについて詳しく解説する。