街の中古車店で20万円の「激安軽自動車」を見かけました! 買って大丈夫でしょうか? そもそもなぜこんなに安いのでしょうか

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「20万~30万円で軽自動車が買える」──そんな魅力的な価格に潜むリスクとは何か。中古車市場の実態を踏まえ、安すぎる車の理由を解明する。走行距離や修復歴、車検費用など、購入後の総コストを見極めるポイントを詳しく解説し、賢い選択を導く。

街角の“激安”軽自動車

軽自動車(画像:写真AC)
軽自動車(画像:写真AC)

 街を歩いているとふと目に留まる、個人経営と思しき小さな中古車販売店。店頭には色褪せた旗がはためき、簡素な看板に「格安軽自動車あります!」と書かれている。ふと足を止めて眺めてみると、価格は驚きの20万~30万円台。

「こんなに安く車が買えるのか?」

そう思うのも無理はない。最近は新車どころか中古車の価格も高騰していると聞く。そんななかで、この価格は破格といえるだろう。

 とはいえ、安いには安いなりの理由があるはずだ。果たして、このような格安軽自動車は買っても大丈夫なのか。購入後に思わぬ出費がかさむ可能性はないのか。本当に「お得」なのか。

 中古車市場の実態を踏まえつつ、この疑問に深く切り込んでいく。

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