「クルマでモテる時代は終わった」などと言ってはいけない! 結局、人生損するかもよ? モテを超えて見直すべき「クルマの本質」とは
「車でモテる時代は終わった?」という意見がある一方で、現代では車が「清潔感」や「センス」を表現する重要な手段とされている。AI恋活アプリの調査結果によると、モテる要素は高級車から内面的な魅力へとシフトしており、車選びは価値観やライフスタイルを反映する重要な選択肢となっている。この変化により、車の選び方が与える印象や生活への影響がより注目される時代となった。
車選びで印象アップ

「車でモテようなんて時代遅れだ」
という意見は少なくない。しかし、バブル期の「高級車 = モテる」という図式が一般的だった時代と比べ、現代では「清潔感」や「センス」といった要素がより重要視される傾向が強まっている。
AI恋活・婚活アプリ「バチェラーデート」の調査結果では、高級車や高級時計の重要性が低下し、むしろ内面的な魅力や洗練されたライフスタイルが評価されるようになってきている。これは、前回の記事「本気でモテたい「中年男性」はどんなクルマを選べばいいのか? 現代女性が求めるのは「清潔感」と「センス」だ! 令和版「イケおじ」の車選びを解説する」(2025年1月29日配信)でも触れた内容でもある。
イケおじとは「イケてるおじさん」の略で、主に中高年層の男性を指すポジティブな表現だ。単なる外見のよさだけでなく、内面的な魅力や雰囲気、人生経験に裏打ちされた落ち着き、知性、余裕といった要素も含めて評価される人物像を指す。同社の調査によると、イケおじに求められる要素として、女性の
・80.6%が「清潔感」
・80.1%が「センスのよさ」
・78.5%が「スタイルのよさ」
を挙げており、一方で「高級な車や時計」を重視する割合は「39.5%」にとどまる。この結果から、イケおじが乗る車が高価格帯である必要はなく、むしろ車の選び方が「清潔感」や「センスのよさ」を引き立て、スタイルを強調する役割を果たすべきだといえる。
では、現代において「モテ」を意識して車を選ぶことが無意味なのかというと、そうではない。車は単なる移動手段ではなく、持ち主の価値観やライフスタイルを無意識のうちに表現するツールであり、適切な選択をすることで「魅力的な人」としての印象を深めることができる。