本気でモテたい「中年男性」はどんなクルマを選べばいいのか? 現代女性が求めるのは「清潔感」と「センス」だ! 令和版「イケおじ」の車選びを解説する

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令和時代の「イケおじ」の車選びは、高級車を選ぶだけの時代から一歩進んだ。清潔感やセンス、内面的な魅力が重視されるようになったのだ。バチェラーデートの調査によると、女性が求めるのは高級車ではなく、清潔感(80.6%)やセンス(80.1%)といった内面的な要素だ。この変化により、車は単なる移動手段ではなく、自己表現のツールとしての重要性を持つようになっている。

清潔感重視の令和車選び

自動車(画像:写真AC)
自動車(画像:写真AC)

 高級車に乗っていれば魅力的に映る――かつての常識は、もはや過去のものか。少々前になるが、AI恋活・婚活アプリ「バチェラーデート」を運営するバチェラーデート(東京都品川区)が2023年6月に発表した調査(18~59歳の男性524人、女性530人)によると、女性が「イケおじ」に求める要素として「高級な車や時計」は下位に位置している。代わりに、清潔感やセンス、内面的な魅力が重視される傾向が明らかになった。この結果は、令和時代における車選びの新たな指針を示唆している。

 イケおじとは「イケてるおじさん」の略で、主に中高年層の男性を指すポジティブな表現だ。単なる外見のよさだけでなく、内面的な魅力や雰囲気、人生経験に裏打ちされた落ち着き、知性、余裕といった要素も含めて評価される人物像を指す。

 同社の調査によれば、イケおじに求められる要素として、女性の

・80.6%が「清潔感」
・80.1%が「センスのよさ」
・78.5%が「スタイルのよさ」

を挙げている。一方で、「高級な車や時計」を支持した割合はわずか

「39.5%」

にとどまる。この結果は、イケおじが乗る車が必ずしも高価格帯である必要はないことを示している。むしろ、車の選択そのものが「清潔感」や「センスのよさ」を補強し、スタイルを引き立てる役割を果たすべきだと考えられる。

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