大阪メトロ「夢洲延伸」 でも「万博行きたい」わずか24%! 前売り券は半分売れ残り? 若者「半額補助でも買わない」の辛らつ声も

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大阪メトロ中央線が19日に、大阪・関西万博会場となる夢洲(大阪市此花区)に延伸した。しかし、万博自体の前売り入場券の販売が低調で、関係者は頭を悩ませている。

跡地開発の完成時期は未定

夢洲駅の西側に整備された万博の東ゲート(画像:高田泰)
夢洲駅の西側に整備された万博の東ゲート(画像:高田泰)

 夢洲の将来にも課題が残る。IRの開業目標は2030年。それまでは住民のいない夢洲に人を集める目玉施設がない状態が続く。大阪府市は2024年度末までに万博跡地開発のマスタープランを策定する方針だが、施設の完成時期は見通せない。

 マスタープランは民間から提案を募り、2件を優秀提案に採択した。ひとつは大林組大阪本店を代表とする企業グループが提案したサーキットコースやアリーナ、車のテーマパークなどの整備構想。もうひとつは関電不動産開発を代表とする企業グループのラグジュアリーホテルや水辺のリゾート施設計画だ。

 大阪府市は民間提案を踏まえてマスタープランを策定したあと、2025年度後半にマスタープランに基づいて事業を進める開発事業者を募る予定。ただ、大阪府市で構成する大阪都市計画局は

「事業者の決定時期以降のスケジュールはまだ決まっていない」

としている。万博は国際的な大イベントだが、あくまで半年の期間限定。夢洲が関西に新たなにぎわいと活力を生む場所になるかどうかは、IRとともに万博跡地開発の行方が大きなウエートを占める。大阪府市の力が試されるのはこれからだ。

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