大阪メトロ「夢洲延伸」 でも「万博行きたい」わずか24%! 前売り券は半分売れ残り? 若者「半額補助でも買わない」の辛らつ声も

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大阪メトロ中央線が19日に、大阪・関西万博会場となる夢洲(大阪市此花区)に延伸した。しかし、万博自体の前売り入場券の販売が低調で、関係者は頭を悩ませている。

負の遺産を払拭、新たな一歩

フェンスの向こう側にそびえ立つ大屋根リング(画像:高田泰)
フェンスの向こう側にそびえ立つ大屋根リング(画像:高田泰)

 中央線のコスモスクエア~夢洲間3.2kmはもともと、大阪市が1980年代に打ち出した「テクノポート大阪計画」で夢洲へのアクセス路線として浮上した。夢洲を隣接する人工島の咲洲や舞洲とともに新都心として開発することを目指した計画だ。

 1990年代に入ると、大阪市が夏季五輪招致を計画、夢洲に選手村を整備する方針を打ち上げた。大阪メトロの前身に当たる大阪市営地下鉄は2008(平成20)年の五輪開催に向けて夢洲延伸工事に入ったが、五輪招致の失敗で工事を途中で打ち切っている。テクノポート大阪計画もストップし、多額の公金をつぎ込んだ夢洲は大阪市の

「負の遺産」

と呼ばれた。しかし、2010年代になって夢洲が万博会場やIR(統合型リゾート)施設予定地となり、再び残っていた地下鉄工事が動きだした。そして延伸開業の日を迎えたわけだが、関係者の間では万博と夢洲の将来に対する期待と不安が入り混じる。

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