大阪メトロ「夢洲延伸」 でも「万博行きたい」わずか24%! 前売り券は半分売れ残り? 若者「半額補助でも買わない」の辛らつ声も
万博の前売り入場券は苦戦中

万博は前売り入場券の販売が低迷している。日本博覧会協会は入場券2300万枚のうち、前売りで1400万枚を販売する計画だが、8日現在の販売実績は約750万枚(前売り分の54%、全体の33%)。三菱総合研究所が2024年秋に実施した来場意向調査では、「行きたい」と答えた人が全国で
「24%」
にとどまった。しかも、春の調査より数字が下がっている。販売済み入場券の大半は企業の購入。大阪市中央区の会社員(27歳)は
「会社が半額負担する形やったが、買わなかった。目玉が空飛ぶ車や南極で見つけた火星の石ではパッとせん。実物のネッシーでも展示してくれたら、行くけど」
と手厳しい。開幕前から
「失敗確定」
の声が上がる異常事態だ。赤字を出さないためには、全体の8割に当たる1840万枚を販売する必要がある。関西経済連合会の松本正義会長(住友電気工業会長)は関西経済人らの新年の集いで「赤字になったらどうにもならん」と危機感をあらわにした。兵庫県姫路市であった万博の参加者国際会議では、ポルトガルの担当者から販売不振を問題視する声が上がっている。
石破首相は会場視察で「成功に向けて努力する。売れ行きは心配していない」、ディミトリ・ケルケンツェス博覧会国際事務局長は参加者国際会議で「(売れ行きは)延びると確信している」と述べた。大阪府の吉村洋文知事は記者会見で
「目標達成は簡単ではないが、各国パビリオンの展示内容が明らかになれば次第に盛り上がるのでないか」
と開幕後の口コミに期待した。しかし、この会見で質問が集中したのは赤字となった場合の処理方法だった。このほか、
・日本博覧会協会が多い日で1日当たり13万3000人が利用すると見込む中央線の混雑対策
・完了が3か国にとどまる参加国が自前で整備するタイプのパビリオン建設の遅れ
・工事中に発生したメタンガスによる爆発事故
など不安要素ばかりが目立ち、関係者をイライラさせている。