輸入車トップ3! フォルクスワーゲン「ゴルフ」はメキシコ生産になっても人気維持できるのか? 日本人が愛する「メイド・イン・ジャーマニー」魂の行方どうなる
VWが50年の歴史を誇るゴルフの生産をドイツからメキシコに移管する決定は、戦略的再編の一環。これにより、ブランドイメージへの懸念がある一方、コスト削減や価格競争力の向上が期待されている。EVシフトが進む中、消費者は生産国ではなく、品質や性能を重視する購買判断を下すことが求められている。
輸入車トップ3常連のブランド力

ゴルフの生産は1974年に始まり、2024年6月に50周年を迎えた。
これまでの累計生産台数は3700万台を超え、そのうち2000万台以上がドイツ・ヴォルフスブルク工場で生産されている。他にも、ドイツ・ドレスデン工場、スロヴァキア・ブラティスラヴァ工場、メキシコ・プエブラ工場、南アフリカ・ユイテンハーグ工場などで生産が行われている。
日本では、2021年に導入された第8世代が最新モデルとなり、現在VWジャパンでは約3年ぶりのマイナーチェンジ版「The New Golf」の予約キャンペーンが実施中だ。ゴルフは20年以上にわたり
「輸入車トップ3」
の常連であり、2023年の販売ランキングでは2位を記録し、販売台数は約1万台だった。ゴルフが輸入車の代表的なモデルとなった背景には、ドイツ車特有の高い品質や性能に加えて、VWブランドへの信頼がある。また、競合モデルを上回るコストパフォーマンスの高さが、幅広い顧客層に支持されている点も特筆すべきだ。ゴルフが「信頼できる輸入車」としての地位を築いてきたのは間違いない。しかし、今回の生産国変更により、
「ドイツ製」
というブランドイメージが損なわれる可能性がある。この変化が今後のゴルフの販売動向にどのような影響を与えるのか、注目されている。