輸入車トップ3! フォルクスワーゲン「ゴルフ」はメキシコ生産になっても人気維持できるのか? 日本人が愛する「メイド・イン・ジャーマニー」魂の行方どうなる
VWが50年の歴史を誇るゴルフの生産をドイツからメキシコに移管する決定は、戦略的再編の一環。これにより、ブランドイメージへの懸念がある一方、コスト削減や価格競争力の向上が期待されている。EVシフトが進む中、消費者は生産国ではなく、品質や性能を重視する購買判断を下すことが求められている。
EVシフト時代のVW戦略の全貌

近年、自動車業界では、生産国が変わっても品質には必ずしも影響が出ないことが広く知られるようになってきた。重要なのは、「どこで作るか」ではなく
「どう作るか」
だ。VWがメキシコで厳しい品質管理基準を維持し、従来と同じ品質を保証できれば、生産国の変更が販売に与える影響は小さいだろう。
また、グローバル化が進むなか、多国籍での生産は企業戦略の一環として避けられない現実がある。トヨタやホンダなどの日本メーカーも複数の国で生産を行いながら高品質を保っている。VWもメキシコ工場でゴルフの生産体制を整えれば、消費者の信頼を維持できるはずだ。
さらに、VWがドイツ本社工場でのEV生産を増やす方針は、EVシフトが進む中で競争力を高める重要な一手となる。電気自動車(EV)市場の競争が激化する中では、資源を戦略的に配分することが欠かせない。その影響を受けたゴルフの生産国変更は、合理的な判断といえるだろう。