日産・ホンダ経営統合! 合同開発でVTEC搭載「シルビア」が登場? 魅力的なOEM車種も? 元ディーラー目線で考える

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ホンダと日産は2024年12月23日に経営統合に向けた基本合意を発表し、2025年6月の最終合意を予定。両社のディーラー統合は日本市場に大きな影響を与え、販売網縮小や効率化が進む中、新たな車種の追加やブランド統一が進展する可能性も。

世界第3位の自動車グループ誕生

日産自動車のロゴマーク。2022年1月14日撮影(画像:時事)
日産自動車のロゴマーク。2022年1月14日撮影(画像:時事)

 ホンダと日産自動車は、2024年12月23日に経営統合に向けた本格的な協議を開始するため、基本合意書を締結したことを発表した。

 この統合は、両社の車を取り扱う新車ディーラーにとって、無視できない重要なテーマとなる。

 統合の形態としては、両社が持ち株会社を設立し、その傘下に収める形が取られる。最終合意は2025年6月を予定しており、2026年8月には持ち株会社を上場する計画だ。この統合が実現すれば、世界第3位の規模を誇るグループが誕生することになる。

 本稿では、特に日産ディーラーにとって、この統合がもたらす変化は大きな関心事だ。今回は、その影響を中心に分析していく。

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