日産・ホンダ経営統合! 合同開発でVTEC搭載「シルビア」が登場? 魅力的なOEM車種も? 元ディーラー目線で考える

キーワード :
, ,
ホンダと日産は2024年12月23日に経営統合に向けた基本合意を発表し、2025年6月の最終合意を予定。両社のディーラー統合は日本市場に大きな影響を与え、販売網縮小や効率化が進む中、新たな車種の追加やブランド統一が進展する可能性も。

ホンダ車で日産ラインアップ強化

ホンダのロゴマーク。2022年11月8日撮影(画像:AFP=時事)
ホンダのロゴマーク。2022年11月8日撮影(画像:AFP=時事)

 筆者(宇野源一、元自動車ディーラー)は先日、本媒体に寄稿した「日産ディーラーの悲鳴 マーチ消失で、現場から「国内向けモデル必要」の声! 車種削減と販売低迷の現状とは」(2024年12月16日配信)という記事で、日産自動車の現状が日本国内の日産ディーラーに大きな影響を与え、苦境に立たされていることを指摘した。

 この状況が今回の経営統合のきっかけとなったと考えている。しかし、この統合を前向きに捉えれば、日産ディーラーにとって新たな「武器」が増える可能性があるのではないだろうか。

 日産の国内ラインアップは厳しい状況にある。もしホンダとの経営統合を契機に、ホンダの車に日産のブランドを冠して販売できるようになれば、現在欠けているラインアップを補完できる可能性がある。

 例えば、ホンダのフリードを5ナンバークラスのミニバンとして提供し、「ラフェスタ」や「キューブ」として販売する案が考えられる。現行フリードはブルドッグやパグを彷彿とさせるフロントマスクを持ち、かつて生産されていた最終型キューブもブルドッグをモチーフにしていたため、

「キューブキュービック」

といった車名の復活もひとつの選択肢となるだろう。過去のファンからは反発を受けるかもしれないが、販売現場としては新たな選択肢が増えることで、顧客への提案の幅が広がり、非常に有益だといえる。

全てのコメントを見る