スバル1位、レクサス2位、トヨタ3位! 信頼性で圧倒的な「日本車」、でも満足度で欧米ブランドに完敗するワケ

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米国「コンシューマーレポート」の最新調査で、日本車は信頼性で圧倒的な強さを見せる一方、満足度では欧米ブランドに大きく差をつけられた。特にリヴィアンやBMWが高評価を得る中、日本車が満足度向上に向けて取り組むべき課題とは何か。

競争力強化に向けた価値の両立

米情報誌コンシュマーレポートによる自動車総合評価ランキング・トップ10(画像:コンシュマーレポート)
米情報誌コンシュマーレポートによる自動車総合評価ランキング・トップ10(画像:コンシュマーレポート)

 最後に、総合評価ランキングを紹介する。

 このランキングには信頼性、満足度、ロードテストの結果などが反映されており、1位にはスバル、3位にレクサス、5位にホンダ、9位にトヨタ、10位にインフィニティがランクインした。トップ10のうち半数を日本車が占める結果となった。

 総合評価においては、日本車の強みである高い信頼性が、満足度や先進性における課題を補い、よい結果を生んだと考えられる。満足度向上に向けた改善点に取り組むことで、日本車は今後さらに成長を遂げるだろう。

 競争力を維持し進化を続けるためには、消費者が求める

・感情的価値
・実用的価値

の両立を目指すことが重要である。日本車メーカーの今後の取り組みに期待が高まる。

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