初代レクサスNXの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない【リレー連載】偏愛の小部屋(18)
初代レクサスNX200tは、発売から8年経った今でもその魅力が色あせない。俊敏な加速、優れた燃費性能、広大なサブトランクなど、初代モデルならではの魅力は依然として高評価を得ている。特に、300万円台で手に入る新古車は、レクサスならではの高級感と安全性を求める消費者にとって魅力的な選択肢だ。
初代NXの世界的成功

レクサスの主力車種「NX」は、フルモデルチェンジから3年が経過した。コロナ禍でのデビュー当初は納車まで1年待ちという状況だったが、2024年12月現在、納車期間は3か月前後に短縮されたことが公式に発表されている。
新型NXに実際に乗ってみると、音響や空調が集約された巨大ディスプレイのインターフェースにはやや違和感を覚えるが、走行性能は堅実で快適であり、新型ならではの進化を感じる部分も多い。
一方で、ベースモデル以外は500万円を超える価格帯が多く、値引きが難しいため、購入時には600万円以上の予算を見込む必要がある。
初代NXは、デビュー当初から他の輸入SUVと比較しても十分魅力的であり、多くのメディアから高評価を受けた。その結果、初代NXはレクサスの世界的なヒットモデルとなり、90カ国以上で販売され、通算100万台以上を出荷した。一時期はレクサスブランド全体の約25%を占めることになった。
そんな初代NXは、新型が出た今だからこそ、「やばい!」といえるのだ。