スイス世界初の「レベル4自動運転バス」 、25年運行開始――なぜ日本は一歩遅れているのか?

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自動運転バスが未来のモビリティとして注目されている中、日本でも茨城県の境町などで短距離運行が進んでいる。2020年から運行されているARMAは、重要な生活路線を支えており、全国で10以上の導入例がある。最新のレベル4自動運転バス「e-ATAK」は、2025年からスイスのアルボン市で運行される予定で、完全自動運転を実現する。また、日本では羽田空港で運行されるNAVYA ARMAなど、レベル4の導入が期待されている。

2025年、スイス「レベル4」運行

カルサンのウェブサイト(画像:カルサン)
カルサンのウェブサイト(画像:カルサン)

 スイスのアルボン市では、自動運転バス「自立走行型e-ATAK」を導入することが発表されており、2025年から運行を開始する計画だ。

 e-ATAKはトルコのメーカー、カルサンが製造した完全電動バスで、これまでに米国や欧州で導入実績がある。このe-ATAKを基に、完全自立走行を実現したのが自立走行型e-ATAKで、これまでに米国、フィンランド、ノルウェー、ルーマニアなどで自動運転プロジェクトを展開し、8万km以上の走行実績を持つ。

 スイスでは、アルボン市内の歴史的な地点を結ぶ2.2kmの区間で運行する予定で、30km/hの速度で八つの停留所を結ぶ。また、e-ATAKはトンネル内での走行実績もあるため、欧州での自動運転バスとして非常に魅力的な選択肢だ。

 カルサンのe-ATAKは、自動運転バスとしては世界初の「レベル4(特定条件下の完全自動化)」のレベルに達しており、ドライバーの介入がなくても規定区間を完全自動運転で運行できる。レベル4自動運転を実現するために、e-ATAKにはルーフ上に特徴的なモジュールが設置されており、車の周囲を監視するレーダーやカメラ、センサーが備わっている。

 また、バスは停留所で停止し、乗客の乗り降りや停留所の案内などを行う必要があるが、これらのサービスもe-ATAKでは自動化が可能だ。このレベルに達することで、本当の意味での自動運転バスとなり、e-ATAKの実績がさらに高まれば、国内への導入も視野に入ってくるだろう。

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