サラリーマンの8割が「管理職拒否」ってマジ? 部下のメンタル問題で、もはや“心理カウンセラー”化しているトホホ現実
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近年、日本の若者の77.3%が管理職になりたくないと答えている。その理由のなかで最も多いのは「自分は向いていない」というもので、46.6%がこれを挙げている。しかし、管理職は成果を出せれば自由度が高く、チームを上手に活用すれば「面倒な業務」を避けることもできる。管理職に挑戦することは貴重な機会だ。
チームでマネジメントを行えばよい

例えば、自分は部下のモチベーションを高めるのが得意でも、ネガティブなフィードバックが苦手なら、その部分をメンバーのなかで
「最も適性のある人」
に任せてもいい。
また、自分のプレーヤーとしての業務が忙しく、部下からの情報収集やモニタリングができない場合は、無理に抱え込むよりもチームを小分けにし、担当者を付けて1on1ミーティングを行ってもらい、間接的に情報を集める方法もある。
さらに、マネジメントのなかで、ピープルマネジメント(動機付けや育成、評価など)は自分が担当し、タスクマネジメント(仕事の進捗管理など)は別のメンバーに任せることもできる。管理職の仕事は
「分業できる要素」
が多いのだ。
孤軍奮闘する必要はない
管理職になると、
「リスペクトされなければならない」
「部下の前できちんとしなければ」
と気を張ってしまうことがある。特に最初に管理職になったときは、余計に肩に力が入ってしまう。
しかし、今どきの管理職は、ただひとりで陣頭指揮をとり、チームを引っ張るような“けん引型”のリーダーだけではない。
孤軍奮闘しようとすると、情報が不足して最適な判断ができなかったり、誤った方針を打ち出したりしてしまう可能性がある。だからこそ、現場の最前線の状況を知る部下からの情報や提案を集めながら、チーム全員でビジョンや方針を作っていくことが重要だ。そのまとめ役が、今どきの管理職の役割なのではないか。