軽スーパーハイトワゴンに「SUV風」デザインが続々と登場している根本理由

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軽スーパーハイトワゴン市場での激戦が続くなか、ホンダとスズキがアウトドア仕様の新モデルを投入。デリカミニの成功を背景に、SUVテイストや防災対応が需要をけん引。市場動向に注目が集まる。

アウトドアブームの継続

N-BOX JOYのインテリア(画像:ホンダ)
N-BOX JOYのインテリア(画像:ホンダ)

 アウトドアテイストの「軽スーパーハイトワゴン」として真っ先に挙げられるのが、三菱自動車のデリカミニだ。2023年5月の発売前日までに予約が1万6000台に達し、その後も月販計画の2500台を超える3000台以上を常に売り上げている。好調な販売を維持しているのだ。

 フロントマスクを犬動物(犬)に見立てた「デリ丸。」というキャラクターで、テレビCMに登場し人気を博している。この成功に影響を受けて、ホンダやスズキもアウトドアテイストの新モデルを次々と投入している。

 アウトドアユースといえば、キャンプなどの野外レジャーが思い浮かぶが、コロナ禍を経てもアウトドア人気は依然として健在なのだろうか。デジタルマーケティング事業を展開するクロスマーケティンググループが、全国47都道府県に住む20歳から69歳までの男女5000人を対象に行った「アウトドアに関する調査(2024年)」によれば、キャンプ人口は2年前とほぼ変わらないという。

 過去に宿泊または日帰りでキャンプやバーベキューを行った人の割合は43%で、2022年の50%と比較しても大きな変化はない。最近3年以内および1年以内の実施率にも大きな変化は見られず、特に20~30代の比率が高いことがわかった。

 これらのデータから、近年のアウトドアブームがアウトドアテイストの軽自動車需要を支えているといえるだろう。

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