軽スーパーハイトワゴンに「SUV風」デザインが続々と登場している根本理由

キーワード :
, , ,
軽スーパーハイトワゴン市場での激戦が続くなか、ホンダとスズキがアウトドア仕様の新モデルを投入。デリカミニの成功を背景に、SUVテイストや防災対応が需要をけん引。市場動向に注目が集まる。

秋の新作続々、魅力あふれるデザイン

デリ丸。コレクション(画像:三菱自動車)
デリ丸。コレクション(画像:三菱自動車)

 ホンダは2024年8月22日に、「N-BOX(エヌボックス)」に新しいグレード「N-BOX JOY(エヌボックス ジョイ)」を追加し、2024年秋に発売予定であると発表した。同日に公式ウェブサイトに特設サイトを開設し、純正アクセサリーなどを先行公開した。

 これに先立って、スズキは2023年11月にモデルチェンジを実施した新型スペーシアの「スペーシアギア」のティーザーサイト(製品やサービスの発売に先立って公開されるウェブサイト)を2024年7月24日に公開し、予約注文の受付を開始している。

 両モデルとも9月から順次販売開始となる見通しで、いずれもアウトドアテイストの仕上がりとなっており、従来のモデルとの差別化が図られている。

 本稿では、次々と登場する軽スーパーハイトワゴンにスポーツタイプ多目的車(SUV)テイストを加えたアウトドアモデルの魅力について詳しく掘り下げていく。

全てのコメントを見る