運転中の“ながらスマホ”は「サイコパス」だった? ドイツの大学研究で判明、しかも英国2000人調査では「EV利用者」にも似た指摘が!

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他人のクルマに乗ることは、自分の命を預けることに等しい。運転中にスマホを頻繁に気にするドライバーは、サイコパスの傾向があり、交通違反を犯しやすい。調査では、サイコパス度が高いほど運転中のスマホ使用が増加し、BMWなど特定の車種のサイコパス度は高いことが示された。特にEVの平均サイコパス度は16.0点であり、注意が必要である。

運転中スマホ使用者のリスク

運転中のスマートフォン使用イメージ(画像:写真AC)
運転中のスマートフォン使用イメージ(画像:写真AC)

 他人のクルマに乗ることは、極端にいえば、自分の命をそのドライバーに預けることである。だから、危険なドライバーである兆候があれば、できるだけ早く気づきたい。

 最近の研究では、

「運転中にスマートフォンを頻繁に気にするドライバー」

は、大きな問題を抱えている可能性が高いと報告されている。必ずしも交通事故につながるわけではないが、交通違反はさまざまなトラブルの原因になる。

 たとえ自分が運転していなくても、交通違反を起こしたクルマに同乗していれば、トラブルに巻き込まれるリスクが高まる。

 家族や親しい友人が運転するクルマであれば、安心して乗れるだろうが、そうでない場合、問題を起こしそうなドライバーを見分ける指標はあるのだろうか。

サイコパスと運転行動の相関性

サイコパスのイメージ(画像:写真AC)
サイコパスのイメージ(画像:写真AC)

 ドイツのレーゲンスブルク大学の研究チームが2023年4月に学術誌「PLOS ONE」で発表した研究によると、

・サイコパスの特徴
・運転中のスマートフォン使用

には、有意な相関関係があることがわかった。サイコパスとは

「反社会的な行動や共感の欠如、自己中心的な性格が特徴の人」

を指す。つまり、運転中にスマートフォンを頻繁に気にするドライバーは、サイコパスの傾向があり、交通違反を犯しやすい可能性があるという。

 この調査には、989人のドイツ人ドライバーが参加した。彼らは、

・交通違反で罰金を受けた回数
・運転中のスマートフォン使用の頻度
・1回のスマートフォン利用時間(スクリーンタイム)

など、自動車の使用と運転行動に関する質問について答えた。また、マキャベリズム、ナルシシズム、サイコパシーの三つの性格特性(ダークトライアド)を測定するテストも実施された。

 マキャベリズムとは、過度に操作的で抜け目なく打算的に行動したり思考したりし、ずる賢く“腹黒い”傾向がある。

 ナルシシズムとは、自己誇大性、権利意識、優位性の認識、他者への優越感、独自性の感覚などを特徴としており、自己の利益を重視する傾向がある。

 サイコパシーとは、衝動的でスリルを求める行動に出る傾向が高く、他者に対する共感性のレベルが低い。

 調査の結果、参加者の

「61%」

が運転中に時折スマートフォンを使用していることが明らかになった。そして、ダークトライアドのスコアが高いほど、運転中にスマートフォンを使う頻度が増えることがわかった。

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