女性ドライバーは「自己本位」「甘えが強い」 40年前の公的調査が偏見まみれでアウト過ぎる件
昭和時代の運転に対するジェンダー偏見が色濃く、女性ドライバーに対する批判が多かった。1982年と1989年の調査では、女性ドライバーへの否定的意見が多数を占めていたが、平成時代に入り、女性ドライバーの増加とともに評価は改善している。
北海道の調査

もうひとつ、1995(平成7)年9月に土木学会第50回年次学術講演会で発表された北海道の「女性運転者の運転意識に関する調査研究」も紹介したい。
この北海道という土地は、「地域からジェンダー平等研究会」が地域ごとの男女格差を示した「都道府県版ジェンダー・ギャップ指数」によれば、2024年は4項目中3項目(「行政」「教育」「経済」)の分野で47都道府県中47位になっている。
現代と1995年とは状況が違うかもしれないが、どうだろうか。
資料は、「『周りにこられて嫌な運転者は?』の問いに対して、最も嫌われているのは『中年女性』であった」ではじまる。
ここでも、異性の運転者の運転技能観についてアンケートを採っている。
50%の男性が、女性は「反応が遅い」と回答。
「自分勝手」
「余裕がない」
「安全確認が不十分」
の評価が続いた。
これに対し、40%の女性が、男性は「自分勝手」としている。
「スピードオーバー気味」
「運転が荒い」
「ウインカーが遅い、出ない」
「車線変更が多い」
が続く。
また、異性の運転者の運転マナー観として、男性から女性に対しては、「自分勝手である」が60%程度で、「譲られてもお礼がない」も多い。女性から男性に対しては「せっかち」が40%弱、これに「自分勝手」「意地悪」が続いた。
「男性ドライバーがまだまだ数的に多い中、男性の運転の流れに女性が合わない(遅い)から嫌われると言えよう」
まとめにも、なかなか刺激的な表現が見えた。