女性ドライバーは「自己本位」「甘えが強い」 40年前の公的調査が偏見まみれでアウト過ぎる件
昭和から平成へ

1982年から1989年までの7年の間に、女性のドライバー人口が増えるとともに、女性ドライバー観にもやや変化が表れている。以下に記載の賛成者比率は、「賛成」と「やや賛成」を合わせたものとなっている。
●一般に女性ドライバーは、車の構造をよく知らない
・昭和(男性92%、女性92%)
・平成(男性89%、女性88%)
●一般に女性ドライバーは、とっさの場合の対応が不得手である
・昭和(男性90%、女性84%)
・平成(男性84%、女性76%)
●一般に女性ドライバーは、他人に甘えた運転をしがちである
・昭和(男性72%、女性66%)
・平成(男性69%、女性60%)
いずれもネガティブな意見だが、平成には数値が下がり、女性ドライバー観が少々マシになっていることがわかる。一方、平成になって数値が上がりネガティブになったものもある。
●一般に女性ドライバーは、自己本位の運転をしがちである
・昭和(男性76%、女性59%)
・平成(男性77%、女性63%)
「『他の車が割り込もうとしたら、入れないようにする』『前の車がのろのろしていると、つい追い越したくなる』など女性の攻撃性が増しているとみられる」
という記述もあり、ある意味、女性の気が強くなっている様子が見られる。
良かった変化もある。平成は、「前方のことが気になってバックミラーで後ろを見たりする余裕がない」が減って、「目的がなくとも、運転することじたいが楽しい」女性ドライバーが増えているのだ。
また、「一般に女性ドライバーの後ろにつくのは恐いものだ」に対して、男性の賛成者比率は昭和の80%から、平成の24%へと激減しているのも大きな変化である。それについては、
「このような傾向となっているのは、この7年間に女性ドライバーの運転技術が向上してきたこともあろうが、女性ドライバーの増加が著しく、女性ドライバー不信では運転そのものができないといった背景もあるのではなかろうか」
という辛口なコメントがついているのも印象的である。