子どもが成長したら、「自転車を積めるクルマ」を即購入すべきワケ

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少子化と全県一区制の導入により、多くの高校生が自転車通学を選んでいるが、遠方通学や自転車故障時に対応するためには、自転車が積めるクルマが必要だ。特に27インチ自転車が積載可能な室内高1.2m以上のミニバンやハイト系軽自動車が理想的。子育て中は、自転車を積めるクルマ選びが安心だ。

子育て世代のクルマ選び

自転車を積み込んだ自動車(画像:写真AC)
自転車を積み込んだ自動車(画像:写真AC)

 高校入試で、通学区域が廃止され、県内のどこからでも県立高校などを受験できる「全県一区制」が導入されようとしている。

 実際、筆者(小島聖夏、フリーライター)の知人の子どもはこの制度を利用して、近くの高校ではなく、自転車で通うには時間がかかる遠くの高校に通っている。

 知人によると、あるとき、帰宅途中の子どもから

「自転車から落ちて壊れてしまったので、迎えに来てほしい」

と電話があった。当時、知人は自転車を積めないクルマを持っていたため、迎えに行くのに苦労したという。この経験から、

「自転車が積めるクルマを買えばよかった」

といっていた。

 クルマを選ぶとき、ニーズによってさまざまな選択ができる。この話を聞いて、筆者は子育て中は自転車が積めるクルマを選んだほうが安心だと感じた。しかし、自転車を積めるクルマを見つけるのは簡単だろうか、とも思った。

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