転生したら「サンライズ出雲」だった件
寝台特急・サンライズ出雲は、山陰と東京を結ぶ重要な交通手段であり、特に個室寝台とユニークな「のびのびシート」で人気がある。1998年に誕生したこの列車は、時代を超えた夜行列車文化を代表し、今でも多くの乗客に愛されている。
自慢1「寝台特急なのに電車」

吾輩の自慢のひとつめは、「寝台特急なのに電車」であることだ。
叔父さんの581・583系を除いて、寝台特急といえば客車を機関車がひっぱるタイプだった。電車とすることで、機関車が不要となり、車両や乗務員運用的にも、また地上側の要員的にもスリムになるメリットがある。
ただその分、床下にさまざまな機器を搭載しなければならないことや、モーター音がするなど静粛性にも難がある。このため、室内スペースの確保や配置を工夫するなど、
「神がかり的な工夫」
が施された。
急勾配区間の伯備線を走行するにもかかわらず、モーターの付いた車両(M車)はわずか2両で、付随車(T車)5両と組み合わせた7両編成だ。M車は、床面を下げられないため1階建てとし、ノビノビ座席とB寝台個室(ソロ)を配置。
T車は、床下を思いっきり下げて2階建てとし、A寝台個室(シングルデラックス)、B寝台個室(サンライズツイン)(シングル)(シングルツイン)を設けている。定員は158人であり、いとこのサンライズ瀬戸とあわせると316人となる。