「大規模イベント」開催後に乱れるバスダイヤ! 夏休みシーズンに備えてどう対応すべき? 米国データを基に考える
大きなイベントの後には交通問題も深刻になる。米国の調査によると、アメフトの試合後にはダイヤの信頼性が24.5%低下するという。日本では、5月の山口ライブの後、約1000人が帰宅難民となった。
交通混乱の新尺度開発
この研究はアメフトの試合がバスサービスに与える影響を調べたものだが、研究者たちが開発した尺度は、通常の交通の流れに対するあらゆる種類の混乱を分析するのに使うことができ、公共交通への影響だけにとどまらない。この結果は、
・州間高速道路での衝突事故
・橋の崩落
・建設の遅れ
・あらゆる大規模イベント
その他多くの状況に適用でき、交通状況の「可視化」は間違いなく今後の取り組みに大いに役立つだろう。
研究チームは最後に、この研究結果が公共交通インフラの建設・改善方法を当局が見いだす一助になることを願っていると述べた。
日本でもライブ後の混乱発生
スポーツや音楽コンサートなどのビッグイベントが地域の交通に与える悪影響は、もちろん日本でも時折問題になる。
2024年5月に山口県で開催された約2万7000人を動員したライブイベントでは、終了後の周辺道路の混雑で終電に間に合わず、約1000人の“帰宅難民”が駅での一夜を余儀なくされたことが報じられた。
もちろん、この施設では過去に何度もこの規模のイベントが開催されているが、今回ほどイベント終了後の道路が混雑したことはなかった。