日系の航空券が高いのはワケがある? ロストバゲージにみる懇切丁寧な対応、関空30年間「ゼロ」も納得か
ロストバゲージは高い確率で発生している。本稿では、日本の空港がロストバゲージを防ぐためにどのような取り組みをしているのか、また、ロストバゲージを防ぐために自分で何ができるのかを解説する。
新入社員研修の徹底

自動化されたとはいえ、素人が荷物タグを付けるのと、スタッフが付けるのとでは雲泥の差がある。特にダンボールや滑りやすい素材のバッグ、特殊な形状の荷物などは、係員もタグが外れないようにするコツを心得ている。
そのため、日本では必ずガムテープやホチキスで補強し、シールが剥がれないようにしている。これは日本人ならではの配慮だ。
実は、飛行機の遅延のなかでも空港で起こるヒューマンエラーで最も怖いのが「荷物関連」だ。ロストバゲージにもつながりかねないため、新入社員研修やOJTでは、荷物タグの重要性や貼り方のコツ、荷物の流し方まで、しつこいくらいに教えている。
海外の空港でも、日系エアラインであれば会社から研修を受けるので、外資系エアラインよりも詳しく教えてもらえる。