「ハイブリッド車」アフリカでも大人気! 日産はエジプト市場20%席巻、ファラオも驚く“無双ぶり”か
アフリカは自動車業界にとって未開拓の地である。人口増加と若年層の存在が需要を後押しし、HV市場が拡大。日産、トヨタらがHV投入している。
EV普及までの時間とHVの役割

南アではこの数か月間、新車販売台数の減少が続いているが、3位のスズキもシェアを伸ばしている。そんなスズキは2023年4月に「グランドビターラ」のハイブリッドモデルの販売を開始した。
米国自動車大手フォードは、2023年11月にHVを生産するために52億ランド(約440億円)を投資すると発表。生産はプレトリアの工場で2024年後半に開始する見込みだ。2026年にEV生産が始まるまでは、同社は「レンジャー」等、HVの生産に注力する。
南アを中心にみてきたが、EV導入を前に、各社HVに注力していることがわかった。計画停電があっても、それ以外の時間に充電できるので、
「日常使いには問題ない」
とするユーザーもいるので、意外とネックにならない可能性はある。
とはいえ、EVが強力に推進されていくのには時間がかかりそうであるし、燃料費高騰などで、しばらくはHVに熱視線が注がれる時期が続きそうだ。