車のサンキューハザードが「その場限りのマナー」だけじゃない、深~い理由

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サンキューハザードは、他のクルマに迷惑をかけたときにお詫びの気持ちを伝えるために使う。なぜ使う必要があるのか。そもそも、使う必要があるのかないのか。

クルマ社会のコミュニケーション

ハザードスイッチ(画像:写真AC)
ハザードスイッチ(画像:写真AC)

 新しい幹線道路やバイパス、高速道路が開通し、走る“幅”が広がった分、周りのクルマと一緒に走る機会も増えた。右左折、車線変更、交差点での合流も多い。

 そのため、必然的に道を譲ったり、周囲のクルマに思わぬ迷惑をかけたりしてしまう回数も増えた。そんなとき、サンキューハザードがあるかないかで、相手に与える印象は大きく変わる。理想をいえば、運転は自分にとっても周囲にとっても楽しいものであってほしい。

 しかし、運転中は狭い空間にいるため、日常のように「ありがとう」「ごめんなさい」を直接いうことができない。だからこそ、それを補うことが大切だ。

 サンキューハザードを使えば、自分の気持ちを相手に伝えられる。あなたが相手に親切にすれば、相手もまた違う人に親切にしたくなる。それが次第に

「クルマ社会の向上」

につながっていく。本当にクルマが好きなら、クルマ社会が好きなら、簡単に実行できる長期的なドライバー戦略を立てたほうがいい。その場のマナーを守るためだけではないのだ。

 ただ、ハザードランプは通常、駐車時や急停車時に使うものなので、使ったつもりが、後続車から急停車していると勘違いされる可能性もある。

 そのため、点滅のタイミングや長さに注意するとともに、受ける側になった場合は、その点滅がサンキューハザードなのか、本来のハザードのための点滅なのかを見極めることが大切である。

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