「ハイブリッド車は売りやすい」 EV登場後も、ディーラーがHVの優位性を全然疑わないワケ【リレー連載】ハイブリッド・ア・ゴーゴー!(7)

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日本におけるHVの新車販売台数は、リセールバリューの高さなどから今後も高い傾向が続くと予想される。その理由をディーラーが解説する。

日本におけるHVの優位性

燃料別メーカー別登録台数(乗用車)2024年1月(画像:日本自動車販売協会連合会)
燃料別メーカー別登録台数(乗用車)2024年1月(画像:日本自動車販売協会連合会)

 世界各国でEVの普及が進められているが、数字にはっきり表れているように、日本では販売が伸びていない。その理由は、日本の生活環境にあるといわざるを得ない。

 EVの最大のメリットは自宅で充電できることだが、都市部では一戸建て住宅よりもマンションの比率が高く、駐車場の台数に対して充電器が十分に確保できない。

 そうなると、一戸建て住宅が多い地方はどうなのか――という話になるが、地方でも都市化が進み、マンションが増え、EVが普及しにくくなっている。また、インフラが整っていない。

 日本におけるHVの新車販売台数の高止まり傾向は、リセールバリューの高さに加え、国内メーカーのラインアップ、メーカーや各種メディアの戦略によって、今後も続くと予想される。

 現在、ガソリンの方が入手しやすく、補給時間も短いため、EVよりも時間がかからず、時間効率に優れている。Z世代の多くの人々が、時間を大切に有効に使うという考えを持っているため、HV優位の傾向は今後も続くだろう。

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