「ママチャリもっと取り締まれ」「子ども乗せるな」“青切符”導入でさらに高まる声、でも危険な路側帯を走らせていいのか?
自転車違反の罰則が自動車違反よりも緩かった背景には、日本独自の自転車文化がある。日本の自転車文化の象徴は、安価なシティサイクル、いわゆる「ママチャリ」である。
常識浸透の切り札

結局、重要なポイントは、限られた道路を利用する全ての人が、自ら加害者にならないようにするにはどうすればいいのかということだ。
青切符を導入して罰金を取られるから――ではなく、交通安全のためにルールを守る、そんな常識をいかに浸透させるかが今後の課題だ。
例えば、最近、自転車事故の損害保険を条例で努力義務とする自治体が増えている。これが保険加入率アップの引き金になっている。
自転車産業振興協会の調査によると、調査対象世帯の保険加入率は2018年の38.1%から2021年には
「49.1%」
に上昇した。同様に、改正法が周知されることで、自分の身を守るために危険運転やながら運転を避けることへの意識が高まることが期待される。