軽バンの「タイヤカスタム」には厳しいチェックが必要! キャンプ&DIYブームに浮足立ってはいけないワケ
近年、キャンプやDIYブームで人気が高まっている軽バン。そんな軽バンの定番カスタムがインチアップタイヤだ。
軽バンに「LTタイヤ」が必要なワケ

しかし、軽バンならではの注意点があるのをご存じだろうか。それはタイヤに刻印されている「LT」の文字だ。
軽バンの標準タイヤサイズは「145R126PR LT」または「145/80R12 80/78N LT」である。末尾のLTは
「ライトトラック」
を意味し、小型トラック用のタイヤであることを示している。軽バンのタイヤ交換を考えている人は、このLTタイヤの存在を知っておくといいだろう。
乗用車のカスタマイズと同様に、外径が大きく変わることに注意すれば、軽バン用のタイヤも安心して選べる。しかし、なぜこのLTに注意しなければならないのか。
ユーザーが誤解しやすいのは、軽バンは近年
「本来の用途とは異なるニーズ」
で人気があるからだ。
軽バンは軽貨物車両、つまりトラックであり、乗用車よりも高い耐荷重性能を持つタイヤが求められる。そのため、この基準をクリアし、荷物を積んでも安全な性能を発揮するLTタイヤを装着する必要があるというわけだ。
また、実際に乗用車と同じような使い方をしていても、保安基準上は軽貨物車両と同じ基準が適用される。そのため、ドレスアップやカスタムなどでタイヤを標準装備のタイヤ以外の規格に交換すると、車検に通らないことがある。
面倒くさいと思うかもしれないが、安全を確保するために必要な基準だ。車検のときだけ適合タイヤに履き替えるというワガママは許されない。
では、市場に出回っている軽バンのカスタム車は、すべて違法改造車なのだろうか。