目的のインターチェンジを通り過ぎてしまった! そんなとき追加料金なしで戻れる「特別転回」をご存知か
目的のICを通過してしまった場合はどうすればいいのか。NEXCOのウェブサイトによると、「特別転回」を使えばICに戻ることができるという。特別転回とは何か。
認知度向上が急務

注意点はいくつかあるが、使い方を知ってしまえば焦る必要はないと感じるかもしれない。しかし現実には、危険な挙動を引き起こしている背景がある。
日本自動車連盟(JAF)の公式サイトによると、
「高速道路を逆走するケースの約6割は、ICやJCT(ジャンクション)で発生しており、ドライバーが故意に逆走を開始したケースのうち5割以上が間違いに気づいて戻ろうとしたことが要因」
という。降りるICを間違えたことも逆走につながるのだ。
最近、高速道路では「降りるICを間違えた方は一般レーンで係員へお申し出を」という看板を見かけることがある。しかし、どこでもよく見かける光景というわけではなく、まだ一般にはあまり知られていない。残念ながら、特別転回は多くの人が当たり前のように知っている方法ではない。
なにより、ECT専用レーンは増え続けており、2025年度末には首都高が約160、NEXCO東日本が約90、中日本が約80、西日本が約70、阪神高速が約110か所となる。
また、都市部では2025年度までに、地方では2030年度までに、ほぼすべての料金所でETC専用料金所への転換が完了する予定であるため、一般レーンを必要とする特別転回の利用が難しくなることが予想される。
今後は、多くの人への認知度向上策とともに、ETC決済に対応した特別転回が求められる。現代の高速道路事情に適応した特別転回の整備は、IC通過時にドライバーを焦らせることなく適切な対応を可能にし、事故の発生を減らすことにもつながるだろう。