中央道の「車線数」が少なすぎる件

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魅力たっぷりの中央道だが、筆者がどうしても苦言を呈したい点がある。それは、中央道を利用する上でデメリットとなる点である。

今後の進化に期待

中央自動車道(画像:写真AC)
中央自動車道(画像:写真AC)

 終点である小牧JCT手前も中京都市圏であり、起点周辺よりは交通量が少ないものの、週末や交通ピーク時には自然渋滞が発生する可能性がある。そこで、片側3車線の増設を検討したいところだが、どこから手をつけるかがポイントになる。

 長野県と岐阜県の県境にある恵那山トンネルを越えて、岐阜県最初のICである中津川IC(中津川市)から片側3車線が理想だ。そこまでいかなくても、恵那IC(恵那市)、土岐JCT(土岐市)から片側3車線だとありがたい。

 土岐JCTは東海環状自動車道との分岐である。そこから東名、新東名、東海北陸自動車道に接続する交通の要所であり、片側3車線にすればよりスムーズになるだろう。

 もちろん、建設コストや土地の問題など、実現までの道のりは険しいだろうが、今後の中央道のさらなる進化に期待したい。

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