LCCジェットスター「旭川就航」に立ちはだかる、空港~観光地“二次交通”という壁 地域経済は発展できるのか

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JALグループのジェットスター・ジャパンが旭川空港と成田空港を結ぶ定期便の運航を開始して1か月余が経過した。今後期待されることとは。

定期便就航で観光需要の創出へ

ジェットスターの機体(画像:ジェットスターグループ)
ジェットスターの機体(画像:ジェットスターグループ)

 JALグループのジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)が旭川空港と成田空港を結ぶ定期便の運航を開始して1か月余が経過した。

 旭川空港への格安航空会社(LCC)の就航は初めてで、1日1往復を運航。同社にとっては、新千歳(ちとせ)空港に続き、北海道内ふたつ目の乗り入れ空港となる。同社は

「予定通り今冬に運航を開始することができた。地元と連携しながら、インバウンドを含め観光需要の創出を進めていきたい」

とする。旭川市は

「LCCの定期便就航はありがたい。魅力ある観光地づくりを推進し、国内外から多くの人を迎えたい」

としている。

 旭川市はジェットスターの国内16都市目の就航地で、旭川~成田路線は18路線目となる国内線。成田空港を発着するジェットスターの国内線としては14路線目となる。北海道方面の路線としては成田・関西~新千歳路線に続く3路線目で、ジェットスターの北海道への運航便数は1日最大11往復22便へと増えた。

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