カーナビ“交換NG”のクルマが続出、純正品の性能向上で「社外品メーカー」は生き残れるのか?

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近年、さまざまな自動車メーカーが、純正カーナビシステムの性能向上に注力している。その結果、純正品は高性能で使いやすくなり、ユーザーの要望に応えることができるようになった。

純正品の高性能化

純正カーナビ(画像:写真AC)
純正カーナビ(画像:写真AC)

 近年、さまざまな自動車メーカーが、純正カーナビ(以下、純正品)システムの性能向上に注力している。その結果、純正品は高性能で使いやすくなり、ユーザーの要望に応えることができるようになった。

 たとえば、高解像度のディスプレイ、リアルタイムの交通情報更新、声認識機能などが、ドライバーにとって魅力的な特長となっている。

 さらに、自動車メーカーは車両の安全性向上にも注力しており、高度な運転支援システムを純正品に統合している。たとえば、

・車線維持支援
・衝突回避システム
・駐車支援機能

などが純正品とセットで提供されることが多くなり、選択する人が多くなった。

 そのため、純正品を含めた車両の一体化が進み、ドライバーの安全性を高める要素として、社外品カーナビ(以下、社外品)を必要としないドライバーも多くなっている。また、社外品への交換が難しい車種も増えている。その背景にはどのような原因があるのだろうか。

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