「DJ SODA = 自己責任」とネットに書き込むオジさん社員に欠けた企業改革精神、そもそも「露出高め服 = 危険」自体が間違いだった
DJ SODAは自己責任か

韓国の女性アーティストDJ SODAが大阪の野外フェスでパフォーマンス中、観客席に近づいた際に男性ふたりと女性ひとりから胸を触られた事件は、SNSでも大きな反響を呼んだ。
X(旧ツイッター)では、DJ SODAが露出の多いきわどい水着姿で踊る動画が何度も流れた。そこには、
・自業自得
・自己責任
というメッセージが感じられたし、そう誘導させるような感覚があった。しかしあれは、彼女の
「仕事着」
である。
女性向けメディア『ミモレ』がミドル世代の意識調査を行ったところ、「今回の事件で一番悪いのは誰か」という質問のなかで、「彼女の胸などを触った観客(男女)」と回答した人が93.7%、DJ SODAと回答した人は0.0%だった(2023年8月25日付、回答者105人)。
・DJ SODAさん:0%
・彼女の胸などを触った観客(男女):93.7%
・『MUSIC CIRCUS‘23』運営会社:5.3%
・わからない・誰も悪くない:1.1%
また「露出度の高い服を着た女性は触られても仕方ないと思うか?」に対し、「はい」が7.4%、「いいえ」が76.8%だった。
・はい:7.4%
・いいえ:76.8%
・わからない、どちらでもない:14.7%
一般に、女性に対するセクシュアルハラスメントについては、男性は「女性に問題がある」、女性は「やる方(男性)が悪い」と考える傾向があり、その溝はなかなか埋まらない。
女性の服の選び方

DJ SODAは
「私は人々に私に触ってほしいから露出した服を着るのではない。私は服を選ぶとき、自己満足で着たい服を着ているし、どの服を着れば自分がきれいに見えるかをよく知っているし、その服を着ることで自分の自信になる」
とXでいっている。
実際、多くの女性は、男性の目を気にしてではなく、
・自身に好きな服
・自身に似合う服
・体をきれいに見せる服
を選ぶ。例えば胸元が大きく開いた服は、全体的にすっきり見せる、顔を小さく見せる、首を長く見せることなどが狙いだったりする。
男性のために服を選ぶとしたら、男性全般ではなく、
「自身がターゲットとする層」
とか人とか、ごく狭い範囲に向けたものだ。若い女性なら特にそうで、それ以外の男性には一切見ないでほしいと思っていたりするものだが、
「その考えに気づいていない中年男性」
も多い。