発券機もゲートバーもない「駐車場」が万引被害を防止できた理由 気になる仕組みとは?
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スマートパークとは、ゲートやロック板をなくし、カメラで入出場した車を撮影・管理することでスムーズな入出庫を実現した、新時代の駐車場である。そのメリットとデメリットとは。
メリットは「利便性」だけにあらず

駐車場を使って、「ゲートバーや発券機のある駐車場は出入口が狭く、車をぶつけないか不安」「駐車券が見つからず手間取った」「駐車場から出るのにゲート付近が渋滞していつも時間がかかる」と感じたことのあるドライバーは多いだろう。実は、このような悩みを解決できる駐車場が現在、各地で拡大している。それが「スマートパーク」だ。
スマートパークとは、ゲートやロック板をなくし、カメラで入出場した車を撮影・管理することでスムーズな入出庫を実現した、新時代の駐車場である。
スマートパークには、
・ゲートや発券機がなくなり出入口が広くなるため、運転が不安な人も安心する
・駐車券がないので紛失の心配がない
・駐車券を印刷する必要がないので紙の節約になる
・ゲート付近での混雑がなくなる
・アイドリング時間も減少し二酸化炭素排出も減少する
といった効果があり、ストレスフリーかつ、環境にも優しい駐車場なのだ。また、出入口のカメラの設置によって、
「万引被害が減った」
「事件の摘発に結びついた」
などの防犯対策にもつながっている。