山手線が昔「やまてせん」と呼ばれていたワケ 背後にあった数奇な歴史、沿線No.1のカレーライスを食べながら考える
山手線には「やまのてせん」「やまてせん」という2種類の呼び名がある。正式名称は「やまのてせん」だがいったいなぜか。おいしいカレーとともに考える。
たまらないカレーの香り

というわけで品川駅に到着。「あれれ、たしか昔はこのあたりにあったはずなのに……」と思っていたら、隣のホーム、つまり内回りのホームに常磐軒はあった。品川駅は以前、山手線の内回り・外回りが同じホームだったが、今は違うホームだ。
常磐軒に近づくとカレーのいい香りがする。そうそう、この香りを嗅ぐと
「今日はそばにするぞ」
と思っていたのに、やっぱりカレーを注文してしまうのだ。というわけで、食券を買って店内へ。
別の客のカレーがちょうど提供されるところだった。店員さんが
「コロッケカレーのお客さま~」
と呼んでいる。ああ、コロッケカレーもいいんだよね。
ってことで、食券を渡してカレーが到着。福神漬けは好きなだけ入れられる。うれしいね。一口食べてみると、ああ、これこれ。意外に辛味があるし、食べごたえもある。うまいなぁ。
食器を返すとき、
「久しぶりに食べましたが、おいしかったです」
と伝えたら、店員さんは「またよろしくお願いします」と返してくれた。こういうやりとりもなんだかうれしい。
そして、再び山手線に乗って家路へ。カレーの辛味は意外と長く口のなかに残っていた。