JAL代替着陸で大注目の「北九州空港」 “門限”がんじがらめの福岡空港尻目に、存在感爆上がりのチャンスだ

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6月11日、福岡空港の門限によるダイバート先として、北九州空港が初めて利用された。利用したのは、JALの羽田発福岡行き331便。イレギュラーに発生するダイバートには今後どう向かい合っていけばよいのか。

成田空港に倣え

北九州空港(画像:写真AC)
北九州空港(画像:写真AC)

 さて、成田空港の場合を考えてみよう。

 成田空港は従来、門限を23時までとしてきたが、2019年10月27日からA滑走路の運用時間を1時間延長とし、24時までの離着陸を行えるようにした。

 24時以降の離着陸についても、

・台風や大雪といった悪天候の場合
・航空機の安全や乗客の生命に係る場合
・緊急またはやむを得ない場合

に限定し、緊急事態としての離着陸を認めている。

 こうした制度変更の背景には、羽田空港の国際化もある。いつまでもかつての騒音イメージに縛られ、夜間の離着陸を過度に制限しては、競合する羽田空港に利用者を取られてしまうという心理が強く働いているのだ。

 北九州空港は今回、「24時間空港」としての利便性をアピールできた。これにより運航面での信頼性が利用者に浸透すれば、移動時間に厳密な制約がある場合、彼らは北九州空港を基点とした移動を選択するだろう。

 北九州空港が積極的に選ばれれば、福岡空港の相対的地位が低下する可能性もある。北九州市と福岡市の距離は近いこともあり、九州観光を北九州空港から始めても、さほど問題にはならない。

 福岡空港が今後も事態を座視するなら、北九州空港は願ってもない発展チャンスを得られるのだ。

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