「スタッドレスタイヤ」は雪が降っていなくても早く装着すべき! いったいなぜなのか
冬場になったら、雪がまだ降っていなくても早めにスタッドレスタイヤに交換しておいた方がいい。その理由を解説する。
スタッドレスタイヤの装着義務

日本では沖縄県を除き、道路が積雪もしくは凍結している場合には、スタッドレスタイヤなど冬用タイヤへの履き替え、もしくはタイヤチェーンの装着といった「防滑措置の義務」がある。山岳地帯の道路において、冬用タイヤ規制等がかかった場合も同様だ。
そのため、夏用タイヤのままで雪上を走行すると法律違反となり、もし違反した場合は大型車7000円、普通車6000円、自動二輪車6000円、原動機付自転車5000円の反則金が科される。
ただし雪の降り始めや、路面が凍結していない場合であれば、法律違反にはならない。とはいえ、路面に雪がうっすらと積もっていたり、みぞれ雪がたまっていたりすると、ノーマルタイヤの性能ではカバーできない。やむを得ず運転しなければならない場合は、前車との車間距離を広くとるほか、運転操作を慎重に行うことが大切だ。
まずは、突然の降雪にも対応できるように、冬場になったら、あらかじめスタッドレスタイヤに交換しておくべきだろう。