ミシュラン 史上最高の低燃費性能タイヤ「e・PRIMACY」を開発 静粛性も追求

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日本ミシュランタイヤが「MICHELIN PRIMACY」シリーズに新商品「MICHELIN e・PRIMACY」を追加する。同社史上最高の低燃費性能で、従来製品と比べて転がり抵抗を18.4%低減したという。

「MICHELIN PRIMACY」シリーズに追加

「MICHELIN e・PRIMACY」(画像:日本ミシュランタイヤ)。
「MICHELIN e・PRIMACY」(画像:日本ミシュランタイヤ)。

 日本ミシュランタイヤは2021年6月30日(水)、タイヤの「MICHELIN PRIMACY」シリーズに同社史上最高の低燃費性能をうたう「MICHELIN e・PRIMACY(ミシュラン・イー・プライマシー)」を追加し、8月3日(火)から順次発売すると発表した。

 同社によると、新開発の高弾性ゴムによりシリカとのカップリング材を改善し、ゴムの変形によるエネルギーロスを低減。また、スチールベルトも強度と軽さをあわせ持つ新素材を採用し、内部構造を薄型化。これらの工夫により、転がり抵抗値は従来製品の「MICHELIN PRIMACY 4」と比べて18.4%低減したという。グレーディングシステムで「AAA」の等級を取得している(一部は「AA」)。

 タイヤ接地面は、接地部分と溝部分の比率が常に一定になるように設計。これによりタイヤパターンから発する音圧を一定にして優れた静粛性を実現。また、偏摩耗と排水性能の急激な低下を抑制し、長期使用と安全性を両立させている。

 サイズは15~20インチの計27サイズ。価格はオープン。

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