年末年始の交通手段ランキング! 4位は「新幹線」 400人調査で判明
「自転車」が16.0%

アウトドア総合情報サイト「TAKIBI」の運営するフォーイット(東京都渋谷区)は2月2日、「年末年始休暇に利用した交通手段」に関するアンケート結果を発表した。調査対象は全国の18歳から65歳までの男女400人。
まず「年末年始休暇に利用した交通手段は何ですか?」との問いに、最も多かった回答は「マイカー」で62.5%で、「電車」が36.0%、「自転車」が16.0%と次いだ。また、「その他」として「友人の車」や「タクシー」などの回答が得られた。
既婚・未婚別で見ると、最も高いのはどちらも「マイカー」となったが、既婚者のマイカー率が圧倒的に高く、未婚者が48.3%であるのに対し、73.9%という結果になった。一方、未婚者が既婚者の回答率を上回った項目は「電車」(45.5%)となり、約17%の差がついた。
次に子どもの有無で見ると、こちらも「マイカー」が最も多い回答となったが、「子供あり」の家庭では約8割の人が利用した。
居住形態別に見ると、「関東」を除く全ての地域で、「マイカー」が利用率No.1となった。全体の2番目に回答が多かった「電車」の詳細を見てみると、
・1位:関東(56.6%)
・2位:近畿(45.2%)
・3位:中部(21.0%)
で、鉄道網が広範囲をカバーしている地域では、電車で移動した方が効率が良い場合があることがわかる結果となった。
同社は発表に際し、
「小さいお子さんがいらっしゃる家庭では、公共交通機関を利用しての長時間の移動に不安を感じ、自分たちのペースで運転できる「車」を選択されたことが推察されます」
「今回の年末年始は3年ぶりに行動制限がなくなり、帰省や旅行を楽しんだ方が多かったのではないでしょうか。2023年の5月8日には、新型コロナの感染症法上の位置づけが季節性インフルエンザなどと同様の「5類」に引き下げる方針が固められたことからも、今後の旅行業界に回復の兆しが見えてきています」
とのコメントを寄せている。