トランクルームの実態調査 コロナ禍以降「仕事関連」の利用が増加、2位に浮上

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レンタルトランクルーム「ハローストレージ」を運営するエリアリンクが、サービス利用者の利用用途などに関するアンケート調査を発表した。

最も多かった回答は「引越し」

レンタルトランクルームのイメージ(画像:エリアリンク)
レンタルトランクルームのイメージ(画像:エリアリンク)

 レンタルトランクルーム「ハローストレージ」を運営するエリアリンク(東京都千代田区)は1月30日、サービス契約者の利用用途などに関するアンケート調査を発表した。対象は2万5990人。

 調査結果によると、利用用途で最も多かった回答は「引っ越し」(27.6%)、「仕事の片付け」(25.9%)、「自宅の片付け」(25.4%)と続いた。

 上位3項目の利用用途の推移(2018~2022年)を見ると、全ての年で引っ越しが最も多い結果となった。コロナ禍以前である2018~2019年は「自宅の片付け」が2位となっていたが、年々減少傾向にあり、コロナ禍の2020年以降からは「仕事道具の収納」が増加し2位となった。

 また、具体的に収納しているものについては、最も高かったのは「家具・家電」(38.7%)、続いて「衣服・服飾雑貨」(37.2%)、「仕事に関する物品」(34.5%)という結果となった。引っ越しや家のスペースを空けるために家具・雑貨などを収納する用途が多いなか、「仕事に関する物品」についても34.5%と比較的多い結果となった。

 同社は今回の調査に際し、

「コロナ禍になってから、自宅に仕事スペースを確保するために元々置いてあった趣味のものや書籍、季節用品の収納場所としてトランクルームを活用するお客さまも増えました。法人のお客さまでは、オフィス縮小に伴い、備品や書類置き場としてトランクルームを使う事例や、閉店させた店舗の内装備品をコロナ禍が明けた際に再び利用できるようしまっておくための場所として活用される方も多く見られます」

とのコメントを寄せている。

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