SL技術の粋を集めた蒸気機関車1/10スケールモデル、福島市の返礼品に登場
福島市観光コンベンション協会は、福島市にある鉄道車両メーカー「協三工業」が製造する6トン蒸気機関車の10分の1スケールモデルが、福島市のふるさと納税の返礼品に登場したと発表した。
鉄道車両メーカーが製造
福島市観光コンベンション協会は12月27日、福島市にある鉄道車両メーカー「協三工業」が製造する6トン蒸気機関車の10分の1スケールモデルが、福島市のふるさと納税の返礼品に登場したと発表した。
協三工業は1940(昭和15)年創業。鉄道車両や橋梁(きょうりょう)、特殊なクレーンなどの製造を行ってきた企業で、約70年前から、鉄道会社やテーマパークなどに向け、SLや鉄道車両を手掛けてきたという。
6トン蒸気機関車の10分の1スケールモデルは、外側の車両部分は実際のSLと同じ製造方法で造り、運転席内の細かいパーツは3Dプリンターで再現。重さは約20キロで、全長約50cm、高さ約25cm(土台は含まず)。2021年11月に行われた福島市技能功労者表彰の表彰式に、同社エントランスに展示していた10分の1スケールのSL車両を、社長が持って行ったところ、評判になったことから、「飾れるサイズのSL模型は意外と需要があるのでは?」と手応えを感じて、返礼品になったという。
寄付金額は220万円で、受注生産となる。詳細は「ふるさとチョイス」などのサイトで。