川重 鉄道の軌道遠隔監視サービスを北米で初めて開始 営業運転時にリアルタイム分析

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川崎重工業が、鉄道の軌道遠隔監視サービスを北米で初めて開始する。車両に載った監視装置が営業運転時にリアルタイムで線路を計測・分析するのが特徴だ。

省人・省エネ、コスト低減に貢献

鉄道の軌道遠隔監視サービスのイメージ(画像:川崎重工業)。
鉄道の軌道遠隔監視サービスのイメージ(画像:川崎重工業)。

 川崎重工業は2021年5月31日(月)、ICT技術を用いた鉄道の軌道遠隔監視サービスを北米で初めて開始すると発表した。

 従来、軌道(線路)の点検は専用車両による走行チェックや徒歩巡回による目視などで健全性を確認し、メンテナンスの時期を計画している。

 サービスは、鉄道車両に監視装置を搭載。営業運転時に走りながら、軌道の幅や高さ、歪みなどをリアルタイムに計測・分析し、異変があれば鉄道事業者に即座に通知する。

 あわせて、蓄積したデータを分析し、適切なメンテナンス時期を予測・提示することで、効率的な保守支援が可能となる。

 今回は現地の大手鉄道輸送会社と契約し、同社が管理する路線を走る機関車に監視装置を搭載する。営業運転時にデータ収集することで、検査専用列車の運転頻度や目視点検を減らせるようになり、省人・省エネ、コスト低減にもつながるのがメリットだ。