電動キックボードで都心を疾走したら、皆さんから「邪魔者扱い」されている理由がわかりました

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新たなパーソナルモビリティとして注目される電動キックボード。ただ、不慣れなうちは利用に当たって注意すべき点が多数ある。

二段階右折は禁止

東京・表参道周辺の国道246号(画像:(C)Google)
東京・表参道周辺の国道246号(画像:(C)Google)

 走行中は、車道の左側を走行するのが基本となる。今回は国道246号線を含む表参道周辺を約1時間にわたって走行した。直進走行中は、安定性がよく快適に走れた。ただし、車道と歩道の間にある側溝部分では、ハンドルを取られてバランスを崩した。左側に寄り過ぎるのも注意してほしい。

 また、ちょっとした道路の区切り線やわずかな段差でも、車体が揺れたり振られたりする。車体が軽くタイヤサイズも小さいので、影響を受けやすいことは頭に入れておいてほしい。

 また、路上駐車が多い道路ではかなり走りにくい。かつて筆者が勤務していた会社が近い表参道の中でも、骨董通りは特に車の路上駐車が多い。停めてある車を避けるために右へ(道路のセンターライン方向)大きくはみ出す必要がある。

 周囲を走る車のドライバーからは迷惑そうな視線を送られた。路上駐車を避ける際は、必ずサイドミラーと目視で後方確認を怠らないようにしよう。

 2車線、3車線と複数の車線が設けられている国道での右折では、二段階右折が禁止されている。他の車と同じように、右車線へ移動してから小回りで右折することになる。

 しかし、時速15kmまでしか出せない状況で、右折レーンに進入するのは正直怖い。そのため、交通量が少ないときを見計らって右折レーンに進入し右折してみたが、それ以外のときは、いったんキックボードから降りて、歩道を押し歩いて、右折したい方向の道路へ進んだ。

 このように、複数の車線があり交通量の多い交差点では、かなり走行するのが難しい。例えば、当たり前だが時速15kmしか出ないため、周囲の車の流れに合わせて走れない。自転車の方が速いことがほとんどで、交通量の多い道路では邪魔者扱いをされることもしばしば。

 さらに、交差点によっては自転車専用の信号機なども設置されているが、電動キックボードは自転車ではないので、正直、どの信号に従えばいいのか迷うこともあった。いったん降車し、歩行者として歩道へ移動することも何度かあった。

 おそらく、交通ルールとその地域の道路状況を熟知していない場合、交通量の多い道路は避けた方がいいかもしれない。

 ただし、骨董通りから根津美術館へ向かって、裏路地へ入ると、車の交通量が減り、快適な走行が可能だった。使用した日は、天気がよくいつまでも乗っていたい気分にさえなった。

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