電動キックボードで都心を疾走したら、皆さんから「邪魔者扱い」されている理由がわかりました
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新たなパーソナルモビリティとして注目される電動キックボード。ただ、不慣れなうちは利用に当たって注意すべき点が多数ある。
最高速度は時速15km
車道に出たら、片足で軽く助走をつけて両足をステップに乗せ、それと同時にアクセルを回す。終始、時速はおよそ15km(キックボードで出せる最高速度)で走行してみた。軽くアクセルを回しただけで軽快に走り出す。
始めこそ体感速度はかなり速く感じたが、徐々に慣れてくると遅く感じる。実際、ライド中は何度も自転車に追い越された。とはいえ、徒歩よりはかなり楽で快適だ。
降車する際には、ブレーキレバーを握り徐々に速度を落とせば問題なく降車できる。目的地に設定したポートに到着したら、アプリを立ち上げライド終了の操作を行う。その後、確実に停めた(返却した)ことを証明するために、キックボードの写真を撮影すれば、ライド終了となる。
安定性はいいがバランスの取り方に注意
運転操作に難しい点はない。しかし、自転車のようにサドルに座って乗る場合と違い、安定性の確保が難しいのではないかと想像していた。車体は軽く、ほんの少しの体重移動でも車体は傾いてしまうのではないかと。
しかし、車体全体がしっかりとしていて剛性感が高い。特に直進安定性はとても優れている印象を受けた。カーブや右左折時でも緩やかに車体を傾ければ安定して曲がれるため心配はいらないだろう。
乗車するまでは、走行中にサイドミラーを使って後方を確認するのは難しいのではないかとも感じていた。しかし、普段から車やバイクでサイドミラーを見るクセがついていれば、違和感なく後方確認ができるはずだ。そうしたクセがなくても、運転に慣れてくれば問題はないだろう。
クラクションは、自転車のベルとは違い、かなりの音量で周囲に響き渡る。またウインカーも小気味よいカチカチといった音とランプで、合図を出していることを周囲に知らせてくれる。