周囲から24時間監視されるタクシードライバー トイレすらままならない彼らが抱える「原罪論」とは

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常に監視され、容易にトイレすら使えない職業ドライバーたち。今こそ、一般市民が知らない、声なき声に耳を傾けるときだ。

ドライバーに安住の地はあるのか

コンビニ前の灰皿(画像:写真AC)
コンビニ前の灰皿(画像:写真AC)

 タクシードライバーは、1勤務で消化しなければならない休憩時間が法律で定められている。日勤のドライバーは1時間以上、隔日のドライバーは3時間以上といった具合だ。

 ただ、前述のような事情により、休憩場所を確保するのが困難になっている。ドライバーのなかにはそんな状況に耐えかねて、高い駐車代金をわざわざ払って休憩場所を確保したり、スーパーマーケットや商業施設の駐車場を利用するため、欲しくもない商品を買って、駐車無料サービス時間内に休憩したりしているドライバーもいる。

 休憩ももはや有料の時代なのだ。高速道路の高架下に、無料専用駐車スペースが設置されている場合もあるが、このようなケースはまれだ。

 タクシードライバーやトラックドライバーを始めとする職業ドライバーが気軽に使えるトイレや休憩場所は徐々になくなりつつある。これは行政が対応すべき問題ではあるが、東京都内に余分なスペースなど、もはやないに等しい。

 人の目を気にせずトイレに行ったり、休憩場所を見つけたりすることがそんなにぜいたくな要求なのか。多くは望まない。これ以上、そのような場所が減らないことを願うのみである。

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