高速道路「全長トップ3」、全部知ってる? 最長路線は国内唯一600km超だった
国内で最も高い山といえば富士山だが、国内で最も長い高速道路がその路線かご存じだろうか。果たしてその路線を行く車窓には、どのような景色が広がっているのか。
2位:中国自動車道(540.1km)

第2位は中国自動車道(中国道)。
大阪府吹田市の「吹田JCT」を起点とし、兵庫県・岡山県・広島県・島根県をへて、山口県下関市の「下関インターチェンジ(IC)」で終点を迎える、540.1kmの高速道路だ。
東名高速道路と名神高速道路を合わせても全長536.2kmのため、それよりも長い路線である。
中国道の通っている中国地方は、東西に長いエリアであり、中国道は中国地方のほぼ中央部分を貫いており、その間、路線名が変わらないため全長が長くなっている。
中国道は、起点の吹田JCTから兵庫県の「吉川」が片側3車線で運用されており、こちらの区間は西日本を代表する大都市近郊区間。
吉川JCTからは片側2車線となり、中国山地の山岳地帯に入り、主に山間部の走行が続く。なかには急カーブが連続する区間もあり、ドライブ好きの人におすすめの路線だ。
中国道は、岡山以西は交通量も少なくなるため、それに伴って休憩ポイントになるサービスエリアの規模が小さくなる。なかには採算がとれない関係でガソリンスタンドが閉鎖したところもある。
100km以上給油ができない区間も存在するので、走行の際は気を付けてほしい。